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学校だより

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かけがえのない命を大切に   

2009年 07月 08日

思いやりのある子になろう・いじめのない世の中にしよう かけがえのない命を大切に
かけがえのない命を大切に_f0175922_20191281.jpg 先日の朝会で、思いやりのある子になろう、いじめのない世の中にしようと子ども達に話しました。かけがえのない命を大事にすることの大切さを話しましたので、ご家庭でも必ずお子さんと話し合ってください。
 自分には、父母がいて、その前には、父母の親たち,すなわち祖父母がいてと考えていくと、10代前には、自分が生まれるために512人の人がいたことになります。なんとすごいことですね。
 もし、いじめによって途中で自分の命を絶った人や事故や病気でなくなった人がいたら、自分は存在しません。一人も欠けることなく、今まで生きてきたので、自分、すなわち、あなたが生まれたのです。
 そういうことを考えると、命というのはすばらしいことですね。また、自分がいなくなったとしたら、これから生まれてくる人はいないわけです。だから、いじめによって自分の命を絶ったり、いじめたりして相手が亡くなったりしたら、ものすごく大変なことが起きるということをわかってほしいのです。もちろん自分の命を大事にすること、すなわち「自分の命は自分で守る」ことが大切です。
 本校のこんな子どもになってほしいということの中に、「思いやりのある子」があります。自分だけがいいのではなく、人のため、学級のため、学校のために思いやりを持って、優しい気持ちで生活していってほしいのです。だれもがそんな気持ちになれば、いじめはなくなります。
 この前に、よい心と悪い心のお話をしましたね。何か、悪いことをしようとしたとき、心の中のいい心が勝つように、ちょっと立ち止まって考えることが大事ですね。ここで、考えられない人が悪い方に突っ走ってしまうのです。
 ここにいる子ども達は、生まれたときから意地悪をする人はいなかったはずです。生まれたときの心はものすごくきれいで、色にたとえるなら真っ白です。悪い心が働くと、その真っ白を汚い色に変えていきます。よい心が働くと真っ白な心を美しく輝く色に変えることが出来るのです。変えていくのは、自分なんです。
 10代前の512人から生まれてきたあなた、きれいな色にどんどん変えていってほしいです。

by etazawa | 2009-07-08 20:20 | 今日の一言